展示会にて/サーフボード
2月21日から開催されているサーフィン・アクティブスポーツ業界の合同展示会「INTER STYLE 07」に行って来ました。年2回開催されるのですが、夏を控えた2月の展示会はサーフィン関連商品が多く出店され、毎年チェックしています。ここではサーフボードについての感想を少しお話しましょう。
まず最大の注目は「Channel Islands/Al Merrick」の動向。スノーボードの大手「BURTON/バートン」と合併した事で、日本での販売代理店が今までの「OFE」社から、BURTON系の「チャネルアイランズサーフボードジャパン」社にに変更になりインタースタイルに登場していました。その中で特に注目したのが「BISCUIT」モデル。小波でクイックにスケートボードのようなサーフィンを魅せるそのボードは、長さが5'2"からのラインナップ。ローロッカーで非常に短く幅のあるこのボードでロブが滑るようにライディングしていて、今後のセカンドボードのトレンドのひとつになりそうです。ただし上級者じゃないと扱えないと思います。
次に昨年から盛り上がりを見せている4フィン。今回シェイプボードを出品しているメーカーが少なかったのですが、4フィンを大々的に並べているメーカーもありました。4フィンはレトロ系から小波系、ノーマルボードとかなりバリエーションがあり、フィンの位置やセッティングもまちまちですね。どのシェイパーも試行錯誤と言うかセッティングで遊んでいるようです。ただショートボードの現代の完成型であるトライフィンと違って、ボードのアウトラインやフィンセッティングは個人の好みで色々と試してみるのがいいと思います。それがセカンドボードの楽しみであって、コンペティションサーフィンをしたいならトライフィンのショートボードに乗ればいいわけですからね。それだけに出店されていた4フィンのボードは興味深く、いろいろと参考にさせていただきました。また近日中にオーダーするつもりです。
そてもうひとつがモールドのボード。東南アジアの工場で作られるのが大半で、いろんなブランド名でかなりの数が出品されていました。今では名立たるシェイパーもデザインを提供していて一般には定着してきたと思うのですが、意外だったのがその価格。今まで特に興味もなかったのでチェックもしていませんでしたが、シェイプボードと変わらないような価格の物もあるんですね。同じ工場で作られていても名前が違うだけで価格も違うなんて事も・・・。シェイプボードより安いなら初心者向けには選択肢としてありかと思いましたが、同じ値段ならシェイプボードでカスタムの方がよっぽど楽しいと思うのは私だけ??時代の変化においていかれそうですが、波乗りの楽しみのひとつは、自分でアイディアやデザインを考えたボードをオーダーする事だと思っているので、あまりのボードの工業製品化にはついていかないようにします。
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